TECH4U SESアカデミー

SES面談の逆質問・上級者向け|アピールのおかわりにつなげる会話例

SES面談の逆質問を、自分の課題解決実績を提案する機会にする上級編。顧客の課題を深追いせず、説明が具体的でない場合も経験を短く提示する架空の会話例を紹介します。

SES面談・客先面談・案件面談
公開日: 2026-09-16更新日: 2026-10-14

「逆質問で顧客の課題を聞いても、詳しい話が出てきません。もっと質問した方がよいでしょうか。」

逆質問は、アピールのおかわりチャンスです。 弊社代表は、相手から課題を聞き出すことより、過去にどんな問題へ対応し、何を実現したかを提案することを勧めています。

最初に確かめたいのは、今回の担当作業に関係する実績を用意できているかです。近い経験があるなら、その実績を端的に提示します。顧客が詳細を持っていない場合も、質問を増やして答えを引き出そうとする必要はありません。

課題の質問を重ねず、経験を提案する

役割や担当作業を確かめる質問は、実績を提案するために使います。相手の回答を聞き、関係する過去の課題、自分の対応、成果を短く伝えたら、相手へ話す番を戻します。

以下の会話はすべて架空の例です。TECH4U社員の実績や実在の顧客との会話ではありません。

悪い例:相手に原因の説明を求め続ける

エンジニア:「現在の技術課題は何ですか?」

顧客:「チーム間の仕様確認に時間がかかっています。詳しい状況は担当チームが把握しています。」

エンジニア:「その原因は何ですか?どこがボトルネックですか?なぜまだ解決していないのですか?」

相手の把握していない原因を繰り返し聞いても、自分に何を任せられるかは伝わりません。案件の詳細が面談時点で共有できないこともあります。

良い例:顧客の説明に関連する実績を提示する

エンジニア:「今回、チーム間の調整も担当する想定でしょうか?」

顧客:「はい。仕様確認に時間を要することがあります。」

エンジニア:「以前、複数チーム間の仕様調整が滞っていた案件で、各チームの制約を整理して対応方針を提案しました。合意後の実行管理まで担当し、対象の仕様確認を完了しています。今回も部門間調整が必要な場面では、この経験を使えます。」

この提案には、制約の整理・対策提案・調整・実行管理まで担当した事実が必要です。議事録の配布だけを担当したなら、同じ説明は使いません。

顧客が具体的な課題を話さない場合

詳しい課題が分からなくても、案件票で確認できている仕事に関連する経験は提示できます。相手の課題を想像して「私なら解決できます」と約束することとは分けてください。

エンジニア:「既存APIの改修が主な担当と理解しています。最初に任せたい作業は決まっていますか?」

顧客:「具体的な改修内容は、参画後にチームから説明する予定です。」

エンジニア:「承知しました。私は既存コードとログから仕様を確認し、呼び出し元への影響とテスト項目を整理してAPIを改修した経験があります。今回も、その調査と改修の範囲で貢献できます。詳しい担当範囲はチームの説明を受けて確認したいです。」

これも架空の会話例です。顧客に性能問題やテスト不足があると決めつけず、分かっている改修業務と自分の経験を対応させています。

近い経験がなければ、未経験であることと関連する担当範囲を伝えます。回答に合わない実績を無理に続けたり、できない仕事を約束したりしないでください。

採用面接では会社の案件傾向に合わせて提案する

案件先との面談では今回の仕事に絞ります。所属会社の採用面接なら、扱う案件や期待する役割を確認して、近い実績を提案できます。

応募者:「どのような案件や担当工程が多いですか?」

採用担当:「流通業向けのJava・Spring Bootの開発で、基本設計から担当する案件が多いです。」

応募者:「私も流通業向けの受発注システムで基本設計を担当しました。業務担当者への仕様確認と例外処理の整理を経験しているので、設計段階の認識合わせから貢献できます。」

架空の例ですが、技術名だけでなく、業務・工程・自分の担当を示しています。スキルシートに書いていない経験を話す場合も、実際の経歴と矛盾しない範囲に限ります。

会社を試す質問に、提案の時間を使わない

商流や退職率を確認すること自体が悪いわけではありません。一方、弊社代表は、相手を疑い続ける質問で誠実な会社との機会を失い、耳当たりのよい嘘を答える会社だけが残る逆効果を懸念しています。

疑う質問を磨くより、まともな会社に受かるための努力へ時間を使う。必要な条件確認と実績の提案を両方行います。

採用面接での雇用条件は採用担当へ、案件の商流や契約条件の確認・交渉は所属会社の営業へ相談してください。仕事内容の説明、経歴への質問、分からない条件への対応も含め、やり取り全体から相手を見ます。

関連する代表の発信:逆質問って、アピールのおかわりチャンスなんよ!(代表のXの投稿より)、変な逆質問のノウハウがSNSで流行ってて、商流は?とか、直近の退職率は?とか(代表のXの投稿より)。

質問と、短く提案する実績を準備する

案件票から関連する実績を選ぶ基本手順は、SES面談の経歴説明で確認できます。この上級編では、その実績を会話のどこで使うか準備します。

相手が担当作業を説明したら関連する経験を提示し、詳細が不明なら案件票の仕事に合う経験を短く伝えます。準備した実績と話が合わなければ、無理につなげず質問への回答を優先してください。

何を確認するか迷う場合は逆質問の基本編へ、練習と当日の環境確認は面談前日ガイドへ進んでください。自分の経歴から提案する実績を整理したい方は、TECH4Uの採用情報で面談準備サポートをご確認ください。

経験の伝え方の相談

質問の先で伝える実績を、自分の経験から整理する

これまでの担当範囲や希望する案件を踏まえ、TECH4Uの面談準備サポートと働き方をご確認ください。

応募を決めていなくてもOK。カジュアル面談は選考ではありません。

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