TECH4U SESアカデミー
SES面談でうまく話せない人へ|80点回答メソッドで伝え方を整える
SES面談で緊張してうまく話せない人向けに、相手を見る・聞く・結論を短く話す回答の型、Yes+証拠の話し方、NG回答と改善例を整理します。
SES面談でうまく話せないと、「自分はコミュ力が低いから落ちるのでは」と不安になるかもしれません。
でも、SES面談では、話のうまさに加えて、担当できる仕事を正確に伝えることが求められます。
相手の判断に必要な情報を答えられることです。
相手の顔を見る、話を聞く、声を出す、結論を短く話す、話したら視線を戻す。この基本動作をそろえることを、ここでは「80点」と呼びます。
相手の質問を理解し、自分の実力を正確に伝えるための具体的な動作です。
面談官が確認する経験と連携の仕方
現場が知りたいのは、主に次の3つです。
- スキルシートの内容と本人の話が一致しているか
- どこまで自分で対応できるか
- チームで問題なく連携できそうか
話が得意でなくても、答え方の型を持っていれば、面談の印象はかなり安定します。
80点回答メソッドとは
80点回答メソッドとは、完璧な回答を目指すのではなく、面談官が判断しやすい答えを安定して返すための型です。
次の順序で練習してください。
- 相手の顔を見る
- 相手の話を最後まで聞く
- 聞き取りやすい声で、結論を一言で話す
- 長く続けず、ワンフレーズで区切る
- 話したら相手へ視線を戻し、息を継ぐ
以下の「Yes+証拠」や回答例は、実務経験を説明する練習用です。自分が実際に担当した内容に置き換えてください。
回答の基本は「Yes+証拠」
SES面談でよくある失敗は、質問に対して説明から入ってしまうことです。
たとえば、次のような回答です。
正確に言うと、前の案件で少し触ったことがあって、
期間としては短いのですが、画面側が多くて、
バックエンドも一部対応していて……
この答え方だと、結局「できるのか、できないのか」が分かりにくくなります。
まずは結論から答えましょう。
はい、経験があります。
Spring BootでAPI改修とバッチ処理を担当しました。
スキルシートの2番の案件で、詳細設計から単体テストまで対応しています。
このように、最初にYesを出し、その後に証拠を添えると伝わりやすくなります。
証拠として使いやすいのは、次の情報です。
- スキルシートの案件番号
- 経験年数
- 担当工程
- 使用技術
- 実装した機能
- 自分で対応した作業範囲
「できます」と言うだけでは弱いです。
どの案件で、どの技術を使い、どの工程を担当したのかまで伝えましょう。
話が長くなる人は、まず一言で止める
面談でうまく話せない人ほど、真面目に説明しようとして話が長くなりがちです。
でも、SES面談では長い説明よりも、短く判断できる回答の方が評価されやすいです。
悪い例です。
前職では最初にテストを担当していて、
その後に改修も少しやるようになって、
チーム体制が変わったタイミングで別の機能も見るようになって……
良い例です。
直近案件ではReactを使った画面改修とテストを担当しました。
実装と単体テストであれば自分で対応できます。
まずは一言で答えます。
詳しい背景や経緯は、聞かれてから補足すれば十分です。
緊張しても崩れにくい回答の順番
緊張すると、何から話せばいいか分からなくなります。
その場合は、次の順番だけ覚えておきましょう。
結論
根拠
対応できる範囲
案件で活かせる経験
たとえば、Java経験を聞かれた場合はこうです。
Javaの経験は3年あります。
スキルシートの2番から4番の案件で、Spring Bootを使ったAPI実装を担当しました。
詳細設計、実装、単体テストまでは自分で対応できます。
今回の案件でも、バックエンド実装の部分で経験を活かせると考えています。
この順番で話せば、多少緊張しても回答が大きく崩れにくくなります。
分からない質問は、分からないまま終わらせない
SES面談では、経験がない技術や分からない質問をされることもあります。
そのときに一番避けたいのは、曖昧にごまかすことです。
悪い例です。
たぶん大丈夫だと思います。
少し触ったことはある気がします。
この答え方だと、経験範囲が分かりません。
良い例です。
実務での経験はありません。
ただし、個人学習で基本的な構文と簡単なCRUD処理は確認しています。
既存コードの軽微な修正から取り組みたいと考えています。実務で必要な確認やレビューの体制を伺えますか。
できないことも正直に伝えて構いません。
大事なのは、そこで終わらせず、どこまでなら対応できるかを伝えることです。
カンペは文章ではなくキーワードだけにする
面談前にカンペを用意しても構いません。
ただし、文章を丸ごと読むカンペはおすすめしません。
読み上げ感が出ると、会話が不自然になりやすいからです。
用意するなら、文章ではなくキーワードにしましょう。
Java 3年
Spring Boot
API改修
詳細設計〜単体テスト
スキルシート2番
自分で対応可能
このくらいで十分です。
キーワードを見ながら、自分の言葉で短く答える方が自然に聞こえます。
SES面談で避けたいNG回答
面談で落ちやすい回答には共通点があります。
説明から入る
質問に対して、いきなり背景説明から入ると、答えが見えにくくなります。
まずは「あります」「できます」「経験はありません」など、結論から答えましょう。
曖昧語が多い
「たぶん」「少し」だけでは経験範囲が分かりません。経験した作業を具体的に示し、未確認のことや支援が必要な条件は省略しないでください。
できることは言い切り、できないことは正直に分けて話しましょう。
できない理由を長く話す
経験がないこと自体よりも、できない理由を長く説明しすぎる方が印象を下げやすいです。
未経験なら、どこまで調べたか、どこからなら対応できるかを伝えましょう。
全部話そうとする
これまでの経歴を全部話す必要はありません。
今回の案件に関係する経験を優先して話しましょう。
面談前に準備する3つのメモ
面談が苦手な人ほど、事前準備でかなり安定します。
最低限、次の3つだけはメモしておきましょう。
1. 自分でできる作業
API実装
単体テスト
画面改修
障害一次対応
手順書作成
「何を任せられる人か」が伝わるようにします。
2. 証拠として話す案件番号
スキルシート2番:Java/Spring Boot
スキルシート3番:React画面改修
スキルシートと話す内容を一致させるためです。
3. 今回の案件に近い経験
今回の案件:Java API開発
近い経験:販売管理システムのAPI改修
今回の担当業務と経験を結びつけると、任せられる作業を相手が判断できます。
面談前に回答を整理したい方へ
SES面談では、自己紹介、スキルシートの深掘り、想定質問、逆質問までセットで準備しておくと安心です。
当社では、面談前に回答内容を一緒に整理し、案件に合わせた伝え方を確認できます。
- 自己紹介が長くなってしまう
- 質問に対して説明から入ってしまう
- できることをうまく伝えられない
- スキルシートのどこを話せばいいか分からない
このような不安がある場合は、面談前に一度整理しておきましょう。
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自己紹介や受け答え、スキルシートの見せ方まで、案件面談前に整理できます。
応募を決めていなくてもOK。カジュアル面談は選考ではありません。
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この内容を読んだ後は、次の準備に進みましょう。
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