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SES面談の逆質問|作業・体制・稼働の質問例と回答の判断方法

SES面談の逆質問を作業・役割・体制・技術・稼働・出社・参画後の期待別に紹介。準備する数、営業との役割分担、相手の回答から判断することを解説します。

SES面談・客先面談・案件面談
公開日: 2026-06-02更新日: 2026-09-29

SES面談の逆質問は、今回の仕事を理解し、自分が担当できる範囲と参画条件を確認するために使います。作業・役割・体制から不明点を3つほど準備し、面談中に解決した項目は省きます。数を満たすために、説明済みのことを聞き直す必要はありません。

この記事は「こちらから何を確認し、その回答をどう判断するか」を扱います。相手から聞かれることはSES面談の質問9選と回答例へ。回答を受けて自分の経験や貢献を再提示する方法は、逆質問の上級編に分けています。

案件票で分かることと、面談で聞くことを分ける

面談前に案件票を読み、記載済みの条件、不明点、自分の経験との違いを整理します。「Java案件です」と書いてあれば、言語名を聞き直すより、自分が担当する処理や改修範囲を確認します。

確認する内容まず確認する場所・相手面談で補うこと
技術、工程、勤務地、開始時期案件票と営業担当実際の担当範囲、立ち上がり時の進め方
チーム体制、レビュー、業務上の課題案件票に記載があれば先に読む連携する人、判断する人、具体的な作業
稼働、リモート・出社営業担当へ希望と制約を伝える現場の運用と事前説明に違いがないか
単価、商流、精算、契約更新所属会社の営業担当未確認の条件は営業から確認してもらう
月給、賞与、雇用条件所属会社の採用・労務担当案件先への給与交渉はしない

エンジニアは担当できる仕事を提案し、契約条件の確認・交渉は営業と役割を分けます。面談に慣れていない場合は、業務上の確認も事前に営業と相談してください。条件を聞かずに参画するという意味ではありません。

作業内容:最初に担当する仕事を聞く

質問例: 「参画後、最初に担当する作業は何でしょうか。既存改修と新規開発のどちらを想定されていますか」

判断すること: 案件票の工程名と、実際に任される作業が合うかです。「開発」とあっても、最初の担当がテスト実施なのか、API改修なのかで準備は変わります。

「状況次第です」という回答なら、現在想定している候補と、決定時期を確認します。未定という一言で案件を否定せず、自分が対応できない仕事まで候補に含まれていないかを営業へ持ち帰ります。

役割:自分で判断する範囲を聞く

質問例: 「設計書に沿った実装が中心でしょうか。それとも、仕様確認や設計の検討から担当する想定でしょうか」

判断すること: 自分の経験で担当できるか、補助やレビューが必要かです。「設計もお願いします」と言われたら、資料の修正なのか、顧客と仕様を決めるところまでなのかを補足してもらいます。

担当範囲が経験を超える場合は、その場で「できます」と約束せず、経験がある部分と支援が必要な部分を伝えます。

チーム体制:相談先とレビューの流れを聞く

質問例: 「私が連携する担当者と、仕様確認・レビューの流れを教えていただけますか」

判断すること: 不明点の確認と成果物の検証を進められるかです。人数だけでは、自分が誰へ相談し、誰の承認を受けるのか分かりません。

「周りに聞いてください」と言われたら、業務の質問と技術の質問で窓口が違うかを確認します。経験が浅く、レビューを受ける前提なら、その体制があるかを参画判断に含めます。

技術・環境:自分が扱う部分を聞く

質問例: 「案件票にあるJavaとSpring Bootは、今回どの機能で使いますか。開発環境の準備やテスト実行の手順も教えていただけますか」

判断すること: 自分の経験との共通点、事前学習が必要な点、参画後の準備です。技術名が同じでも、新規実装、既存コードの調査、環境構築では必要な経験が違います。

環境や資料の詳細を面談で開示できない場合は、共有できる範囲と参画後の案内方法を確認します。資料が見られないことだけで、体制がないとは判断できません。

参画後の期待:何を任せたいかを聞く

質問例: 「参画初月には、どの作業を担当できる状態を期待されていますか。現在、業務で困っている点も教えてください」

判断すること: 立ち上がりの期間と、自分に求められる成果です。「早く慣れてほしい」という回答なら、最初の成果物や優先する作業を確認します。

顧客の業務を理解するため、「その機能は、どの業務で使われていますか」と補足しても構いません。自分の経験と関係がある場合の伝え方は、上級編の再提案例をご覧ください。

稼働:通常時と繁忙期を分けて確認する

質問例: 「通常時とリリース前で、稼働時間はどのように変わりますか。夜間や休日の対応が予定されている作業はありますか」

判断すること: 対応可能な時間帯と頻度に収まるかです。「人によります」と言われたら、自分と同じ役割の直近の状況を、営業経由で補足してもらいます。

過去の稼働実績は、今後も同じ時間になる保証ではありません。対応できない時間帯は先に営業へ伝え、必要な調整が済んだかを参画前に確認します。

リモート・出社:通常運用と例外を確認する

質問例: 「通常の出社頻度と、参画直後やリリース時に出社が増える場合の期間・場所を教えていただけますか」

判断すること: 通勤や生活上の条件と両立できるかです。「基本リモート」という説明だけでは、初月の出社や障害時の呼び出しは分かりません。

案件票と違う回答が出たら、変更時期と適用範囲を営業へ確認します。その場の説明だけで条件変更へ同意せず、参画前に認識をそろえます。

聞かない方がよい質問と、聞き方の修正

  • 説明済みの内容をそのまま聞く: 「先ほどの説明では実装中心と理解しました。テスト設計も担当範囲に入りますか」と、残った疑問を聞きます。
  • 質問集の言葉を、目的を決めずに読む: 回答を知って何を判断したいか説明できる質問だけを選びます。
  • 相手を試すように『炎上していませんか』と聞く: 担当作業、期限、体制など、必要な事実を確認します。一問で案件の実態を見抜けるとは考えません。
  • 待遇や成長機会だけを続けて聞く: 所属会社への条件相談と、案件先への業務提案を分けます。仕事の内容や、自分が担当できる範囲も確認します。
  • 回答を聞かずに次の質問へ進む: 理解できた内容を受けて、足りない点があれば補足します。近い実績がなければ、無理に自己PRへつなげる必要はありません。

相手の回答は、確定・未定・説明との違いに分けて持ち帰る

面談後は、質問と回答を営業へ共有します。以下は整理の想定例です。

回答の状態例次にすること
具体的に確認できた最初は既存API改修、レビュー担当も決まっている自分の経験と照合する
まだ決まっていない配属チームは来週決定予定決定日と確認担当を営業と決める
案件票と違うリモート中心と聞いていたが初月は毎日出社期間・場所を確認し、対応可否を伝える
判断材料が足りない稼働時間や支援体制の説明がない営業から追加確認してもらう

曖昧な回答だけで「良い案件」「悪い案件」と決めず、不明点を残したまま参画を約束しないようにします。

よくある質問

逆質問は何個用意すればよいですか?

作業・役割・体制の不明点を中心に3つほど用意し、優先順位を付けます。稼働や出社の条件確認は営業と分担し、面談の残り時間に合わせます。

説明ですべて分かった場合も質問が必要ですか?

無理に質問を増やす必要はありません。「担当はAPI改修で、レビューはリーダーにお願いする理解です」と、確認できたことを短く伝えれば十分です。

未経験の場合は何を優先して聞きますか?

最初に担当する作業と、質問・レビューの体制を確認します。学習経験と実務経験の伝え方は、未経験者のSES面談準備で整理しています。

面談の流れから確認したい方はSES面談ガイドへ、見送り後の振り返りは面談で落ちる理由と改善例へ進んでください。

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