TECH4U SESアカデミー

SES履歴書の書き方|職務経歴書・スキルシートとの違いと記入例

SES経験者の履歴書を、学歴・職歴・資格・志望動機の記入例で解説。雇用主と常駐先の書き分け、職務経歴書との整合性、正式応募とカジュアル面談の違いを整理します。

単価が上がるスキルシート
公開日: 2026-10-19更新日: 2026-10-19

SESエンジニアが転職応募に使う履歴書では、連絡先、学歴、雇用されてきた会社と在籍期間、資格、応募理由を整理します。同じ会社に在籍したまま常駐先が変わった場合は、そのたびに入社・退社したようには書きません。

この記事は会社への応募書類の書き方を扱います。案件ごとの技術や成果を詳しく書く方法は、職務経歴書とSES案件提案用のスキルシートへ進んでください。

履歴書・職務経歴書・スキルシートの役割

書類主に整理する内容
履歴書応募者の基本情報、学歴・職歴、資格、志望動機など
職務経歴書担当した業務、役割、成果、次の仕事に生かせる経験
スキルシート案件ごとの期間、技術、工程、実際に対応できる範囲

書類の名称や様式、提出する組み合わせは応募先によって異なります。指定の様式がある場合は、それを使ってください。写真や住所などの提出条件も募集要項・提出案内を確認し、独自に省略したり、事実と異なる情報で埋めたりしないようにします。

履歴書の職歴欄を案件説明で埋めず、詳細は別の書類に分けます。ただし、同じ期間の所属会社や雇用形態が書類ごとに違って見えないかは照合してください。

学歴・職歴欄は所属と期間を確認して書く

学歴と資格は正式名称・年月をそろえる

学歴は学校・学部・学科などの正式名称と、入学・卒業の年月を確認します。どの学歴から記入するかは、使用する様式や応募先の指定に合わせます。年の表記は西暦・和暦のどちらかにそろえると照合しやすくなります。

資格欄には取得済みの資格名と取得年月を書きます。受験予定や学習中の内容を補足するなら、取得済みの資格と分けて明記してください。資格を持つことと、その技術を本番業務で使ったことは別です。

職歴は雇用主を軸に、常駐先と区別する

正社員としてSES企業に雇用されていた場合は、その会社への入社と退職を記載します。常駐先の会社に入社したようには書きません。担当業務を添える場合も、所属会社の仕事として説明します。

以下の会社名・年月・業務はすべて架空の記入例です。第三者の履歴書やTECH4U社員の経歴ではありません。

2022年4月 株式会社A 入社(正社員)
     顧客先で業務システムの保守・改修に従事
     現在に至る

この間に複数の案件へ配属されても、株式会社Aを退職していなければ、常駐先ごとに入社・退職を追加しません。案件の参画期間や担当内容は職務経歴書へ記載します。顧客名の開示は守秘義務と提出先の案内に従い、必要に応じて業種やシステムの概要で説明します。

業務委託で働いた期間は、雇用された期間と区別してください。直近の経歴を「業務委託」とだけまとめず、契約形態と活動期間が伝わるように整理し、案件の詳細は職務経歴書に対応させます。

弊社代表は2026年6月22日の投稿で、連絡先の不正確さや、直近の業務委託経歴の粗い記載を、面接前に懸念する例として挙げています。これは本人の見方であり、現在の一律の必須書類や選考基準を定めるものではありません。

志望動機欄は、経験と応募先の仕事を短くつなぐ

履歴書の志望動機は、希望する仕事と応募先を選んだ理由を短く伝えます。技術や案件の詳細は職務経歴書に分け、履歴書にはその応募理由の根拠となる経験を残します。

次の例もすべて架空です。応募先の求人に実際に書かれている業務と、自分が経験した内容に置き換えてください。

経験の浅い人:担当済みの仕事と次に経験したいことを分ける

運用経験者を対象とするサーバー構築・検証の求人への記入例です。

Linuxサーバーの監視と障害の一次切り分けを担当してきました。今後は構築・検証にも関わりたいと考え、運用経験者を対象とする貴社の募集に応募しました。確認結果を記録し、不明点を整理して報告してきた経験を生かしたいと考えています。

運用経験を構築経験に見せかけず、求人との接点を示しています。職種別に詳しく検討する場合は、インフラエンジニアの志望動機を参照してください。

経験者:継続して担いたい仕事を示す

JavaのAPI設計・開発を担当する求人への記入例です。

JavaのAPI開発で、仕様確認から改修・テストまで担当してきました。今後も開発を続けながら、利用部門との仕様調整へ担当を広げたいと考えています。募集業務にAPI開発と利用部門との確認が含まれる貴社で、これまでの改修経験を生かしたいと考え、応募しました。

志望動機は「なぜ応募するか」、自己PRは「何を任せられるかと、その根拠」を答える欄です。強みを説明する材料は自己PRの例文で整理できます。

書類同士で、期間・所属・経験範囲をそろえる

照合する項目食い違いの例と直し方
所属会社と案件期間履歴書は株式会社A、スキルシートは常駐先だけになっている。所属と配属先を分ける
在籍・参画年月月の記憶だけで埋めず、本人が確認できる記録と照合する
雇用形態正社員・契約社員・業務委託を混同しない
資格と実務資格取得や個人検証を、本番構築の経験に置き換えない
志望動機と希望職種履歴書では構築希望、別書類では開発希望など、説明がずれる理由を確認する

詳しく書く量が違っても、事実は一致させます。学習中の技術や未経験工程は、その状態を正確に書いてください。

正式応募とカジュアル面談では提出案内を分けて確認する

TECH4Uのカジュアル面談は選考ではなく、履歴書も不要です。現在の案内はエンジニア採用ページから確認できます。履歴書を完成させないと相談できない、という案内にはしません。

正式な応募・選考へ進む場合は、その時点の提出案内に従ってください。履歴書・職務経歴書などの必要書類を、カジュアル面談と同じ条件だと決めつけないようにします。

提出前の確認表

確認すること見直す箇所
提出先の指定に合っているか様式、必要な欄、写真等の条件、ファイル形式
連絡できる情報かメールアドレス・電話番号等の入力誤り
雇用主と常駐先を分けたか入社・退職の対象会社と案件説明
期間が一致しているか学歴・職歴と職務経歴書・スキルシート
経験を誇張していないか資格、学習、実務、担当責任の区別
応募理由が伝わるか自分の経験と募集業務の接点

作成後は履歴書だけで読み直し、所属や期間が分かるかを確認します。その後、詳細を記載した職務経歴書と照合すると、両方の役割を保ったまま修正できます。

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担当した仕事や実績を整理し、案件の提案先に伝わるスキルシートへ見直します。

応募を決めていなくてもOK。カジュアル面談は選考ではありません。

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