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SES向け職務経歴書の書き方【サンプルあり】スキルシートとの違いも解説

SES向けの職務経歴書で落とされないために、スキルシートとの違い、書くべき内容、見せ方を整理します。

単価が上がるスキルシート
公開日: 2026-06-04更新日: 2026-06-04

SES転職や案件参画の準備をしていると、職務経歴書とスキルシートの違いで迷うことがあります。

どちらも経歴を書く資料ですが、見られる場面と目的は少し違います。

職務経歴書は、転職活動や選考で「これまでどんな仕事をしてきた人か」を伝える資料です。

スキルシートは、案件提案やSES面談で「この案件に入って何を任せられるか」を伝える資料です。

この記事では、SES向けの職務経歴書で落とされないために、スキルシートとの違い、書くべき内容、見せ方を整理します。

まず結論:職務経歴書は「採用判断」、スキルシートは「案件判断」で見られる

職務経歴書とスキルシートは、どちらも経歴を伝える資料です。

ただし、見られる目的が違います。

  • 職務経歴書:転職・採用判断で見られる資料。経歴の一貫性、強み、転職理由、成果が重視されます。
  • スキルシート:案件提案・面談判断で見られる資料。技術、工程、担当範囲、一人称でできる作業が重視されます。

職務経歴書では、あなたがどんなキャリアを積んできたかを見られます。

スキルシートでは、現場があなたに何を任せられるかを見られます。

この違いを理解していないと、職務経歴書がスキル一覧のようになったり、スキルシートが転職理由だらけになったりします。

SES向け職務経歴書で落ちる理由TOP5

SES転職の職務経歴書で落ちる理由は、経験不足だけではありません。

よくある理由は次の5つです。

  • 技術名だけ並んでいる
  • 成果が書かれていない
  • スキルシートと内容が違う
  • 強みが分からない
  • 職務要約が弱い

採用担当は、職務経歴書から「この人は何を任せられる人か」「次の環境で活躍できそうか」を判断します。

技術名や案件名だけが並んでいても、実際にどんな役割で、どんな成果を出したのかが分からなければ評価されにくくなります。

特にSESの場合は、職務経歴書とスキルシートの内容がズレていると、面談時にも不安を与えます。

SES転職では、職務経歴書の内容によって書類選考の通過率が変わります。

職務経歴書では「キャリア全体の強み」を伝え、スキルシートでは「案件で任せられる作業」を伝えるように整理しましょう。

職務経歴書とスキルシートの違い

職務経歴書とスキルシートは、同じ経歴を扱いますが、見せ方を変える必要があります。

職務経歴書は採用担当が見る

職務経歴書は、転職や採用の判断で使われます。

採用担当が見ているのは、経歴の一貫性、強み、成果、今後の方向性です。

そのため、職務経歴書では「なぜその経験を積んできたのか」「どんな強みがあるのか」「次に何をしたいのか」が伝わるように書きます。

スキルシートは案件先が見る

スキルシートは、案件提案やSES面談で使われます。

案件先が見ているのは、技術、工程、担当範囲、一人称で対応できる作業です。

そのため、スキルシートでは「この案件で何を任せられるか」が伝わるように書きます。

同じ内容でも見せ方は変える

同じJava経験を書く場合でも、職務経歴書とスキルシートでは見せ方が変わります。

職務経歴書では、キャリア全体の強みとして書きます。

Javaを用いた業務システム開発を中心に3年経験し、詳細設計からテストまで担当してきました。

スキルシートでは、案件で任せられる作業として書きます。

Java/Spring Bootを用いたAPI実装、既存機能改修、単体テストを一人称で対応可能。

役割の違いを理解して書き分けることで、書類選考でも案件面談でも伝わりやすくなります。

職務経歴書に書くべき項目

SES向けの職務経歴書では、次の項目を整理しましょう。

  • 職務要約
  • 活かせる経験・スキル
  • 職務経歴
  • プロジェクト概要
  • 担当業務
  • 実績・成果
  • 自己PR
  • 今後の方向性

スキルシートよりも、職務経歴書では「自分がどんな人材か」が伝わることが重要です。

特に、職務要約と自己PRは手を抜かないようにしましょう。

職務要約テンプレート

職務要約は、職務経歴書の最初に読まれる部分です。

ここで、自分の経験年数、得意領域、今後活かせる経験を短く伝えます。

Webアプリケーション開発を中心に、エンジニアとして3年経験しています。
主にJava、Spring Bootを用いた業務システム開発に携わり、詳細設計、実装、単体テスト、結合テストを担当してきました。
直近では販売管理システムのAPI改修を担当し、既存処理の影響範囲を確認しながら不具合修正と機能追加を行いました。
今後もバックエンド開発を中心に、設計から実装まで一人称で対応できる領域を広げていきたいと考えています。

職務要約では、長く書きすぎないことが大切です。

目安は3〜5行です。

SES向け職務経歴書テンプレート【そのまま使える記入例付き】

検索している人が一番知りたいのは、「実際にどう書けばいいか」です。

ここでは、SES向け職務経歴書のテンプレートと記入例を載せます。

記入例

氏名:山田 太郎

【職務要約】
Javaエンジニアとして3年間、業務システム開発を中心に経験してきました。
詳細設計からテストまで担当し、Spring Bootを用いたAPI開発を得意としています。
直近では販売管理システムの改修案件にて、既存APIの改修と検索機能追加を担当しました。
今後もバックエンド開発を中心に、設計から実装まで一人称で対応できる領域を広げていきたいと考えています。

【活かせる経験・スキル】
・Java開発3年
・Spring Bootを用いたAPI実装
・MySQLを用いたデータ調査、SQL修正
・Gitを用いたチーム開発
・詳細設計、実装、単体テスト、結合テスト

【職務経歴】
2024年4月〜現在
販売管理システム開発

【担当業務】
・詳細設計
・API実装
・単体テスト
・結合テスト
・不具合調査、修正

【使用技術】
Java、Spring Boot、MySQL、Git、Backlog

【成果】
・検索機能追加を担当し、詳細設計から単体テストまで対応
・既存APIの改修時に影響範囲を確認し、不具合発生を抑制
・担当機能をスケジュール通りに納品

【自己PR】
不明点を抱えたまま進めず、早めに確認することを意識しています。
直近案件では、仕様の不明点をチケットに整理し、リーダーに確認してから実装を進めていました。
今後も、確認と共有を大切にしながら、バックエンド開発で貢献したいと考えています。

このサンプルのポイントは、職務要約、活かせる経験、職務経歴、成果、自己PRが同じ方向を向いていることです。

「Javaバックエンド開発を任せられる人」という印象が一貫して伝わります。

SES職務経歴書は経験年数によって書き方が変わる

SES転職の職務経歴書は、経験年数によって強調すべきポイントが変わります。

未経験、若手、経験者、リーダー層では、採用側が見ているポイントが少しずつ違うからです。

未経験

未経験の場合は、学習内容と成果物を具体的に書きましょう。

Javaを6か月学習。
Spring BootでCRUDアプリを作成し、GitHubで公開。
前職では顧客対応と業務改善を担当し、関係者と調整しながら作業を進めた経験があります。

未経験では、実務経験がないこと自体よりも、何を学び、何を作り、前職の経験をどう活かせるかが見られます。

1〜3年

1〜3年の経験者は、担当工程を明確に書きましょう。

詳細設計、実装、単体テストを担当。
既存機能改修と不具合修正を中心に、レビューを受けながら開発を進めました。

この段階では、「何を一人称で対応できるか」「どこから確認が必要か」が伝わることが大切です。

3〜5年

3〜5年の経験者は、成果と改善実績を書きましょう。

検索機能追加を担当し、詳細設計から単体テストまで対応。
仕様変更時の影響範囲を整理し、リリース後の重大障害なく運用開始。

作業内容だけでなく、品質、納期、チームへの影響まで書くと評価されやすくなります。

5年以上

5年以上の経験者は、設計経験やリーダー経験を具体的に書きましょう。

基本設計から実装方針の整理、レビュー対応まで担当。
サブリーダーとして3名の進捗確認を行い、課題をチケット化して共有しました。

経験年数が長い場合は、手を動かす力だけでなく、判断、調整、レビュー、チームへの影響も見られます。

活かせる経験・スキルの書き方

活かせる経験・スキルは、ただ技術名を並べるのではなく、何に使ってきたかまで書きましょう。

NG例です。

Java、Spring Boot、MySQL、Git、AWS

OK例です。

Java/Spring Bootを用いた業務システムのAPI実装
MySQLを用いた既存データ調査とSQL修正
Gitを用いたチーム開発、レビュー対応
詳細設計書をもとにした実装、単体テスト、結合テスト

採用側が知りたいのは、技術名そのものではなく、実務でどう使ってきたかです。

職務経歴の書き方

職務経歴は、会社ごと、またはプロジェクトごとに整理します。

SESの場合は、複数の現場や案件を経験していることが多いため、読み手が迷わないように構成を統一しましょう。

おすすめの構成です。

【期間】
2024年4月〜2025年3月

【プロジェクト概要】
小売業向け販売管理システム改修

【担当業務】
詳細設計、API実装、単体テスト、結合テスト

【使用技術】
Java、Spring Boot、MySQL、Git

【実績・成果】
既存APIの改修と検索機能追加を担当。
仕様の不明点をチケットに整理し、確認後に実装を進行。
担当機能をスケジュール通りに納品し、結合テスト時の不具合修正にも対応。

職務経歴書でも、スキルシートと同じく「自分が担当した範囲」を明確にすることが大切です。

スキルシートとズレないようにする

SES向けの職務経歴書では、スキルシートとの整合性が重要です。

職務経歴書ではJava経験3年と書いているのに、スキルシートではJava案件が1年分しか見えないと、不安を与えます。

確認したいポイントです。

  • 経験年数がズレていない
  • 担当工程がズレていない
  • 使用技術がズレていない
  • 自己PRと実際の案件経験がつながっている
  • スキルシートで深掘りされても説明できる

職務経歴書とスキルシートは、別々の資料ですが、話している内容は一致している必要があります。

SES向け職務経歴書で強く見える書き方

強く見える職務経歴書は、経験を大きく見せるものではありません。

実績、役割、成果が具体的に伝わる資料です。

弱い書き方です。

システム開発に従事。
設計、実装、テストを担当。

強い書き方です。

販売管理システムの既存API改修にて、詳細設計、実装、単体テストを担当。
仕様の不明点をチケットに整理し、リーダーと確認しながら改修を進行。
担当機能をスケジュール通りに納品し、結合テスト時の不具合修正にも対応。

違いは、具体性です。

強い書き方では、何を担当し、どう進め、どんな成果につながったかが分かります。

自己PRの書き方

自己PRでは、性格ではなく仕事での行動を書きましょう。

NG例です。

責任感があり、コミュニケーションを大切にしています。

悪くはありませんが、実務でどう動く人なのかが分かりません。

OK例です。

不明点を抱えたまま作業を進めず、早めに確認することを意識しています。
直近案件では、仕様の不明点をチケットに整理し、リーダーに確認してから実装を進めていました。
その結果、手戻りを抑えながら担当機能をスケジュール通りに納品できました。

自己PRでは、強み、行動、成果をセットで書くと説得力が出ます。

成果の書き方

職務経歴書で最も差が出やすいのは、成果の書き方です。

「何を担当したか」だけで終わると、作業内容は分かっても、採用側が評価しにくくなります。

NG

API改修を担当。

担当したことは分かりますが、仕事の規模や成果が見えません。

OK

検索機能追加を担当し、詳細設計から単体テストまで対応。
納期遅延なくリリースを完了。

担当工程と成果が入っているため、少し評価しやすくなります。

さらに強いOK

検索機能追加を担当。
月間3万件の検索処理に対応するAPI改修を実施し、リリース後の重大障害なく運用開始。

この書き方では、作業内容、規模感、成果が伝わります。

成果を書くときは、次の3つを意識しましょう。

  • どの機能や業務に関わったか
  • どの工程を担当したか
  • どんな結果や影響があったか

数値がある場合は、できるだけ入れましょう。

数値がない場合でも、納期遵守、品質安定、レビュー改善、後続作業の効率化など、チームや顧客への影響を書けます。

よくあるNG例

SES向け職務経歴書で避けたいNGは次の通りです。

スキル一覧だけで終わる

技術名だけを並べても、何を任せられる人なのか分かりません。

技術名と担当工程、実務で使った内容をセットで書きましょう。

経歴が時系列で読みにくい

案件が多い場合、情報がバラバラだと読み手が迷います。

期間、案件概要、担当業務、使用技術、成果の順で揃えましょう。

転職理由がネガティブすぎる

不満だけを書くと、次の環境でも同じ問題が起きる印象になります。

「今後どんな経験を積みたいか」まで書くと前向きに伝わります。

スキルシートと内容が違う

職務経歴書とスキルシートの内容がズレていると、面談で不安を与えます。

提出前に必ず両方を見比べましょう。

書類提出前のチェックリスト

提出前には、次の項目を確認してください。

  • 職務要約が3〜5行でまとまっている
  • 活かせる経験が技術名だけで終わっていない
  • 職務経歴の構成が統一されている
  • 担当工程と使用技術が明確
  • 実績や成果が具体的に書かれている
  • スキルシートと内容がズレていない
  • 自己PRが実務での行動につながっている

このチェックリストを満たしていれば、職務経歴書としてかなり読みやすくなります。

よくある質問

SES転職では職務経歴書とスキルシートの両方が必要ですか?

会社や選考によりますが、両方を求められることがあります。

職務経歴書は採用判断、スキルシートは案件判断で使われることが多いため、両方を整えておくと安心です。

職務経歴書とスキルシートは同じ内容でいいですか?

内容の整合性は必要ですが、書き方は変えた方がよいです。

職務経歴書はキャリア全体、スキルシートは案件で任せられる作業を中心に書きましょう。

SES経験が浅い場合はどう書けばいいですか?

経験が浅い場合でも、担当した作業、使用技術、学んだこと、今後伸ばしたい領域を具体的に書きましょう。

無理に盛るより、対応できる範囲を正直に書く方が安全です。

職務経歴書で落とされないために一番大事なことは何ですか?

一番大事なのは、採用側が「この人は何を任せられる人か」を判断できることです。

職務要約、職務経歴、自己PRが同じ方向を向いているか確認しましょう。

未経験からSESを目指す場合の職務経歴書はどう書けばいいですか?

未経験の場合は、学習内容、作成した成果物、前職での業務経験を中心に書きます。

たとえば、次のような内容です。

Javaを6か月学習。
Spring Bootで簡単なCRUDアプリを作成し、GitHubで公開。
前職では顧客対応と業務改善を担当し、関係者と調整しながら作業を進めた経験があります。

未経験でも、学習内容や成果物を具体的に書くことが重要です。

職務経歴書とスキルシートはどちらを先に作るべきですか?

先にスキルシートを作る方がおすすめです。

スキルシートで案件ごとの経験を整理してから、職務経歴書にまとめる方が、経歴の整合性を保ちやすくなります。

特にSESでは、案件ごとの担当工程や使用技術を整理しておくと、職務経歴書の職務要約や自己PRも書きやすくなります。

こんな人は職務経歴書を見直した方がいい

次のどれかに当てはまる場合は、職務経歴書を見直すことで改善できる可能性があります。

  • 書類選考で落ちることが多い
  • 自己PRが1〜2行しかない
  • スキルシートとの違いが分からない
  • 職務経歴書をしばらく更新していない
  • SES面談で経歴説明に詰まる
  • 技術名は書いているが、担当工程や成果が薄い

職務経歴書は、一度作って終わりの資料ではありません。

経験が増えたとき、案件が変わったとき、スキルシートを更新したときに合わせて見直しましょう。

自分の職務経歴書が通用するか不安な方へ

職務経歴書は、自分では良く書けているつもりでも、採用側から見ると改善余地があることがあります。

たとえば、次のような状態です。

  • 強みが伝わっていない
  • 成果が弱く見える
  • スキルシートと内容がズレている
  • 担当工程が曖昧
  • 面談で説明しにくい

実際に案件提案を行うSES営業の視点で確認すると、改善点が見つかるケースも少なくありません。

まとめ

SES向けの職務経歴書は、スキルシートとは役割が違います。

職務経歴書は、転職・採用判断のためにキャリア全体を伝える資料です。

スキルシートは、案件提案・面談判断のために任せられる作業を伝える資料です。

意識したいポイントは次の通りです。

  • 職務経歴書とスキルシートの違いを理解する
  • 職務要約で経験と強みを短く伝える
  • 技術名だけでなく実務での使い方を書く
  • 担当工程と成果を具体的に書く
  • スキルシートと内容を一致させる
  • 自己PRは実務での行動をもとに書く

職務経歴書は、自分のキャリアを説明する資料です。

スキルシートと合わせて整えることで、選考でもSES面談でも説明しやすくなります。

無料:職務経歴書・スキルシート・面談対策チェック

職務経歴書やスキルシートの書き方に不安がある方は、提出前に内容を確認しておきましょう。

当社では、現役SES営業が案件提案や面談で見られやすいポイントを一緒に整理できます。

職務経歴書だけでなく、スキルシート、SES面談対策、今後のキャリア相談までまとめて確認できます。

  • 職務経歴書とスキルシートの内容がズレていないか
  • 採用側に強みが伝わるか
  • 案件面談で説明しやすい内容になっているか
  • 担当工程と成果が具体的に書かれているか
  • 一人称で対応できる作業が分かるか
  • 職務経歴書添削
  • スキルシート添削
  • SES面談対策
  • キャリア相談

書類は、選考と案件面談の入口です。

提出前に、伝わる形へ整えておきましょう。

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