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SES面談でよく聞かれる質問9選|回答例と答え方

SES面談でよく聞かれる9つの質問について、避けたい回答、回答例、現場が確認しているポイントを質問別に解説します。

SES面談・客先面談・案件面談
公開日: 2026-06-03更新日: 2026-09-18

SES面談では、質問に対してきれいな答えを返すことだけが評価されるわけではありません。

現場が見ているのは、スキルシートの内容と本人の話が一致しているか、どこまで一人称で任せられるか、チームで問題なく働けそうかです。

つまり、SES面談の質問対策で大切なのは「模範回答を暗記すること」ではなく、自分の経験を案件に合わせて正しく説明することです。

この記事で扱うのは、面談官からよく聞かれる9つの質問と回答の作り方です。見送り理由を確認したい方はSES面談で落ちる理由とNG回答、冒頭の自己紹介は1分自己紹介テンプレート、面談官へ聞く内容は逆質問リストを確認してください。

SES面談でよく聞かれる質問一覧

SES面談では、次のような質問がよく聞かれます。

  • これまでの経験を教えてください
  • 直近案件では何を担当していましたか?
  • 一人称で対応できる作業は何ですか?
  • 苦手な作業や経験が浅い領域はありますか?
  • コミュニケーションで意識していることはありますか?
  • 今回の案件で活かせそうな経験はありますか?
  • なぜ今回の案件に興味を持ちましたか?
  • 転職理由や案件変更理由を教えてください
  • 参画開始日はいつですか?

それぞれの質問について、避けたい回答と、自分の経験へ置き換えるための回答例を見ていきます。

SES面談で見られている3つのポイント

SES面談では、主に次の3つが見られています。

スキルシートと話している内容が一致しているか

スキルシートに書いてある内容と、面談で話す内容がズレていると不安を与えます。

経験をよく見せようとして盛るよりも、実際に担当した範囲を正直に話すことが大切です。

一人称で対応できる作業があるか

現場は「どこまで任せられるか」を見ています。

すべてを一人でできる必要はありませんが、実装、テスト、運用、問い合わせ対応など、自分で進められる作業範囲を伝えましょう。

チームで問題なく働けそうか

SESでは、客先やチーム内でのコミュニケーションも重要です。

分からないことを確認できるか、報告できるか、曖昧なまま進めないかも見られます。

質問1:これまでの経験を教えてください

この質問では、経歴を全部話す必要はありません。

今回の案件に近い経験を中心に話すことが大切です。

避けたい回答

最初の案件ではテストをしていて、その次に少し開発をして、その後は別の案件でいろいろ対応していました。
JavaやJavaScriptも触ったことがあります。

この回答だと、経験の軸が見えにくく、何を任せられる人なのか判断しにくくなります。

回答例

Webアプリケーション開発を中心に3年ほど経験があります。
直近ではJavaとSpring Bootを使った業務システムの開発案件で、詳細設計、実装、単体テストを担当しました。
今回の案件でも、バックエンド実装と既存機能の改修経験を活かせると考えています。

経験年数、技術、担当工程、今回の案件で活かせる経験があるため、現場が判断しやすい回答です。

質問2:直近案件では何を担当していましたか?

直近案件は、面談でかなり深掘りされやすいポイントです。

チーム全体の話ではなく、自分が担当した作業を説明しましょう。

避けたい回答

チームでは設計からテストまでやっていました。
私はその中で開発に関わっていました。

この回答だと、自分の担当範囲が曖昧です。

回答例

チーム全体では基本設計からテストまで対応していました。
私は詳細設計、API実装、単体テストを担当しました。
実装時には仕様の不明点をリーダーに確認しながら進めていました。

チーム全体と自分の担当範囲を分けて話せているため、経験が伝わりやすくなります。

質問3:一人称で対応できる作業は何ですか?

この質問は、現場が任せられる範囲を確認するための質問です。

無理に広く答えるより、できる範囲を具体的に伝えましょう。

避けたい回答

基本的には何でも対応できます。
必要があれば設計も開発もできます。

幅広く対応できそうな回答でも、根拠を示さなければ不安は残ります。

回答例

詳細設計書をもとにした実装と単体テストであれば、一人称で対応できます。
基本設計については、レビューを受けながら対応した経験があります。

一人で対応できる範囲と、確認しながら対応できる範囲を分けているため、現実的で信頼されやすい回答です。

質問4:苦手な作業や経験が浅い領域はありますか?

苦手なことを聞かれたとき、すべて隠そうとすると不自然な回答になります。

経験が浅い領域は正直に伝えつつ、どう対応しているかまで話しましょう。

避けたい回答

特に苦手なことはありません。
何でも大丈夫です。

誰にでも経験の浅い領域はあるものです。すべて得意だと答えると、現場は回答の根拠に不安を感じます。

回答例

基本設計は経験がありますが、まだ一人で主導した経験は多くありません。
ただ、前の案件では設計レビューに参加し、実装観点での確認や修正対応を行っていました。

経験が浅いことを認めつつ、関連する経験を伝えているため、現実的な回答になります。

質問5:コミュニケーションで意識していることはありますか?

SES面談では、技術だけでなく現場での連携も見られます。

抽象的に「コミュニケーションが得意です」と言うより、具体的な行動で伝えましょう。

避けたい回答

コミュニケーションは得意です。
誰とでも話せる方だと思います。

悪くはありませんが、実務でどう行動しているかが分かりません。

回答例

不明点を抱えたまま進めないことを意識しています。
前の案件では、仕様で迷った点をチケットに整理し、確認事項としてリーダーに共有してから実装を進めていました。

現場での行動が具体的なので、働くイメージを持ってもらいやすくなります。

質問6:今回の案件で活かせそうな経験はありますか?

この質問では、案件概要を理解しているかも見られます。

自分の経験と案件内容をつなげて話しましょう。

避けたい回答

Javaの経験があるので活かせると思います。

方向性は悪くありませんが、少し浅い回答です。

回答例

今回の案件はJavaとSpring Bootを使った業務システム開発と理解しています。
直近案件でもSpring BootでAPI実装と既存機能改修を担当していたため、その経験を活かせると考えています。

案件理解と自分の経験がつながっているため、提案として伝わりやすくなります。

質問7:なぜ今回の案件に興味を持ちましたか?

この質問では、案件内容を理解しているか、自分の経験と案件をつなげて考えられているかが見られます。

「なんとなく応募した」ように見える回答は避けましょう。

避けたい回答

Java案件だったので興味を持ちました。

Java案件であることは理由になりますが、それだけだと浅く見えます。

回答例

今回の案件はJavaとSpring Bootを使った業務システム開発と伺っています。
直近案件でもSpring Bootを使ったAPI実装とテストを担当していたため、これまでの経験を活かしやすいと感じました。

案件内容と自分の経験がつながっているため、現場側も参画後のイメージを持ちやすくなります。

質問8:転職理由や案件変更理由を教えてください

この質問では、ネガティブな理由だけで終わらせないことが大切です。

不満を話すよりも、次にどういう経験を積みたいのかを伝えましょう。

避けたい回答

前の案件が合わなかったので、別の案件に入りたいと思いました。

本音としてはあり得ますが、このままだと受け身な印象になります。

回答例

前の案件では運用保守が中心でした。
今後は開発経験を増やしたいと考えており、これまでの保守経験を活かしながら、実装や改修にも関われる案件を希望しています。

理由と今後の方向性がセットになっているため、前向きに伝わります。

質問9:参画開始日はいつですか?

参画開始日は、現場側のスケジュール調整に関わる質問です。

曖昧に答えるより、現時点で分かっている範囲を具体的に伝えましょう。

避けたい回答

たぶんすぐ入れると思います。

調整が必要なのか、いつから可能なのかが分かりません。

回答例

現案件が今月末で終了予定のため、来月1日から参画可能です。
もし前倒しが必要な場合は、営業担当と調整します。

開始時期と調整方法が明確なので、現場側が判断しやすくなります。

回答で評価を下げないための共通ポイント

評価が下がりやすい回答には、いくつか共通点があります。

  • 経験の範囲が曖昧
  • できることを広く言いすぎる
  • スキルシートと話す内容がズレている
  • チーム全体の実績を自分の実績のように話す
  • 今回の案件で経験をどう使えるか説明していない
  • 分からないことを分かるふりする

これらの回答からは、技術力そのものより、参画後の仕事の進め方に不安を感じます。

面談では、できることを大きく見せるより、任せられる範囲を具体的に伝える方が評価されやすくなります。

面談前に準備すべき3つのメモ

面談前には、次の3つをメモしておきましょう。

  • 今回の案件に近い経験
  • 一人称で対応できる作業
  • スキルシート上で説明したい案件番号

この3つが整理できていると、質問に対してブレにくくなります。

特に、スキルシート上のどの案件が今回の案件に近いかを確認しておくと、面談で説明しやすくなります。

よくある質問

SES面談では質問に完璧に答えないと落ちますか?

完璧に答える必要はありません。

大切なのは、経験の範囲を正直に伝え、分からないことを分かるふりしないことです。

経験が浅いことを言うと落ちますか?

経験が浅いこと自体で必ず落ちるわけではありません。

ただし、どこまで対応できるか、どこから確認が必要かを伝えることが大切です。

スキルシートに書いていない経験を話してもいいですか?

話して構いません。実際に担当した経験に限り、期間や役割が記載内容と矛盾しないように説明します。

面談ではスキルシートをもとに深掘りされるため、基本はスキルシートに書いてある経験を軸に話しましょう。

面談で詰まったときはどうすればいいですか?

無理に即答しなくても大丈夫です。

少し整理してから答えたい場合は、「少し整理して回答してもよろしいでしょうか」と伝えましょう。

面談で緊張してうまく話せなかったら落ちますか?

緊張していたからといって、必ず落ちるわけではありません。

話し方の上手さよりも、スキルシートの内容と回答が一致しているか、経験の範囲を正直に伝えられているかの方が重要です。

うまく話せなかったと感じても、結論、担当工程、一人称で対応できる作業が伝わっていれば評価される可能性はあります。

回答を作った後に確認すること

9つの質問への回答を作ったら、1分自己紹介と内容が矛盾していないかを確認します。面談官へ聞く内容は、逆質問リストから案件に合うものを3つほど選んでおきましょう。

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