TECH4U SESアカデミー
SES面談で落ちる理由|不合格につながるNG回答と改善例
SES面談・客先面談で落ちる理由を、スキルシートとの不一致、曖昧な回答、受け身に見える話し方などのNG例と改善例で解説します。
SES面談・客先面談で落ちるのは、スキル不足だけとは限りません。スキルシートと話が一致しない、任せられる範囲が曖昧、案件理解が足りない場合に、現場が参画後の不安を持つことがあります。
回答の言い方、語尾、質問への入り方によって、「現場で任せるのは不安」と判断されることもあります。
特にSES面談では、現場が見ているのは「この人は指示待ちではなく、自走して仕事を進められそうか」「スキルシートの内容と話している内容が一致しているか」「チームで問題なく働けそうか」です。
結果の連絡が遅いだけでは、不合格とは判断できません。「連絡が来ない」「何日待つべきか」を知りたい方は、SES面談の結果が遅いときの待つ目安・確認方法をご覧ください。
この記事では、SES面談に落ちる・通らない理由と、不合格につながりやすいNG回答の改善を扱います。自分の回答を振り返り、次の面談に向けて準備しましょう。
- 自己紹介を作る: SES面談の1分自己紹介テンプレート
- よく聞かれる質問への回答を作る: SES面談でよく聞かれる質問9選
- 面談の最後に聞く内容を決める: SES面談の逆質問リスト
SES面談で落ちる主な理由5つ
SES面談で見送りにつながりやすいのは、次の5つです。
- スキルシートと話す内容が一致していない
- 一人称で対応できる作業が説明できない
- 曖昧な回答で経験範囲を判断できない
- 案件内容を理解していない
- 逆質問で条件面ばかり確認している
技術力不足だけが理由ではありません。
「参画後に任せられるイメージが持てない」と判断され、見送りになることもあります。
あるあるNG:作業者です
SES面談で「作業者です」と言ってしまうと、現場側には「指示が来るまで待つ人」「自分から動かない人」という印象を与えることがあります。
もちろん、実際には作業を担当する立場だったとしても、面談ではそのまま言うと受け身に聞こえやすいです。
NG回答
私は作業者として対応していました。
この言い方だと、自分で考えて動く姿勢や、チームにどう貢献したかが伝わりません。
改善回答
担当範囲の作業を進めるだけでなく、不明点は早めに確認し、必要に応じて周囲と連携しながら進めていました。
さらにリーダー経験や主体的に動いた経験がある場合は、次のように伝えると強くなります。
担当者ごとの進捗を確認し、遅れそうな作業についてリーダーと相談して分担を調整しました。
大切なのは、「作業をしていました」で終わらせず、どう進めたか、どこで主体性を出したかを伝えることです。
あるあるNG:質問への答えを説明から入る
質問に対して、いきなり背景説明から入ると、面談官は結論をつかみにくくなります。
SES面談では、短い時間でスキルシートとの整合性を確認されます。
そのため、まず結論を言い、その後に証拠となる経験を話す方が伝わりやすくなります。
NG回答
前の案件では最初テストが多くて、その後に実装も少し入って、チームの状況によっていろいろ対応していました。
説明から入ると、「指示するのが大変そう」「言ったことを正しく理解して進められるか不安」と見られることがあります。
改善回答
経験あります。
スキルシートの項番1から5で、合計5年ほど担当しています。
このように、まず「経験あります」とYesで答え、その後に「項番1から5で5年務めています」と証拠を出すと、面談官が判断しやすくなります。
回答の基本は、結論と証拠です。
経験あります。
スキルシートの項番○番で、○年ほど担当しました。
この型を意識するだけで、回答はかなり整理されます。
あるあるNG:できないスキル質問への答え方
経験がないスキルを聞かれたときは、その事実を伝えます。関連する経験や学習内容があれば補足すると、案件先が任せられる範囲を判断できます。
NG回答
経験ありません。
この回答だけだと、代わりに何ができるのか、どこまで対応できそうなのかが伝わりません。
改善回答
経験がない場合は、関連する経験や対応可能な範囲をセットで伝えます。
Reactの実務経験はありません。
JavaScriptでの画面改修は経験しています。
個人学習でReactのコンポーネントを作成していますが、実務ではレビューを受けながら経験を積みたいと考えています。
また、リーダー経験がない場合でも、次のように言えます。
実務経験はありませんが、○○の案件でリーダーシップを発揮したことがあります。
関係者と調整しながら作業を進めた経験があります。
フロントエンド経験を聞かれた場合は、次のような答え方もできます。
実務ではまだ担当していませんが、個人でHTML/CSSとReactを触った経験があります。
エンジニアと会話しながら進めることはできます。
さらに、事前に調べている場合は、それも伝えましょう。
事前に調べてきましたが、○○までであれば対応可能です。
実務では未経験なので、最初は確認しながら進めたいです。
「できません」で終わらせず、関連経験、学習状況、対応できる範囲を伝えることが重要です。
あるあるNG:語尾が曖昧
SES面談では、語尾の印象も見られます。
「と思います」「たぶん」「おそらく」などの曖昧語を多用すると、自信がない、経験が薄い、できる範囲が不明確という印象になりやすいです。
NG回答
Javaは対応できると思います。
単体テストもたぶん問題ないと思います。
この言い方だと、本当に任せてよいのか判断しにくくなります。
また、次のように「です。が...」で冗長に続ける話し方も注意が必要です。
対応可能です。が、前の案件では少し違う環境だったので、最初は確認が必要で、ただ似たような経験はあって...
対応できる範囲と確認が必要な範囲を一文に詰め込むと、相手が区別しにくくなります。条件は省かず、文を分けて説明します。
改善回答
Javaの実装は対応できます。
スキルシートの項番2と3で、Spring Bootを使ったAPI実装を担当しました。
言い切れる範囲は「対応できます」と言い切りましょう。
そのうえで、確認が必要な範囲は正直に切り分けます。
API実装と単体テストは一人称で対応できます。
基本設計については、レビューを受けながら対応した経験があります。
言い切ることと、無理に盛ることは違います。
自分が対応できる範囲を明確に言い切ることが大切です。
あるあるNG:話が長い
SES面談では、経験があることだけでなく、分かりやすく伝えられることも重要です。
質問に対して長く話しすぎると、結局何が言いたいのか分からなくなることがあります。
NG回答
前の案件では最初にテストを担当していて、その後に実装も少しやるようになって、そのときにチーム体制が変わって、そこから別の機能も見ていて...
この回答は、話している本人は詳しく説明しているつもりでも、面談官から見ると要点がつかみにくくなります。
改善回答
直近案件ではReactを使った画面改修とテストを担当しました。
実装と単体テストであれば一人称で対応できます。
まず結論を伝え、その後に必要な補足をする方が、面談官は判断しやすくなります。
話が長くなりやすい人は、次の順番を意識しましょう。
結論
担当した作業
一人称で対応できる範囲
あるあるNG:残業やリモートの答え方
残業や出社への対応は、実際に可能な範囲を答えます。「問題ありません」と答える前に、想定される時間帯や頻度を確認しましょう。
NG回答
残業は問題ありません。
出社も問題ありません。
これだけでは、対応可能な時間帯や出社頻度が分かりません。
改善回答
通常時と繁忙期の残業時間は、それぞれどのくらいを想定されていますか。
対応できる時間帯を確認したうえでお答えしたいです。
リモートや出社については、次のように話すと自然です。
週○回の出社は可能です。
参画直後に出社頻度が変わる場合は、期間と場所を教えてください。
対応できない条件も正直に伝えます。調整が必要な場合は営業担当へ相談し、参画前に確認します。
あるあるNG:「質問はありませんか?」に条件確認だけで答える
面談の最後に「質問はありませんか?」と聞かれたとき、「ありません」で終えたり、残業などの条件だけを唐突に聞いたりすると、案件への理解や主体性が伝わりにくくなります。
NG回答
ありません。
逆質問は、案件を理解するための確認時間でもあります。条件だけを聞くのではなく、参画後の働き方を把握できる聞き方に変えます。
改善回答
リリース前後など、稼働が上がりやすいタイミングはありますか?
逆質問の具体例、商流やチーム体制の確認方法は、SES面談の逆質問リストに分けて整理しています。
通過に近づく回答の基本型
SES面談では、次の型を意識すると回答が安定します。
結論
根拠
案件での活かし方
たとえば、次のような流れです。
Javaの実装経験があります。
スキルシートの項番2と3で、Spring Bootを使ったAPI実装を担当しました。
今回の案件でも、バックエンド実装と単体テストの経験を活かせると考えています。
説明から入るのではなく、まず結論。
その後にスキルシート上の根拠。
最後に今回の案件でどう活かせるか。
この流れで話すと、面談官が判断しやすくなります。
面談前に確認すべきこと
面談前には、次のポイントを確認しておきましょう。
- スキルシートの項番ごとの経験を説明できるか
- 一人称で対応できる作業を言えるか
- 未経験スキルを聞かれたときの答え方を準備しているか
- 曖昧語を使いすぎていないか
- 逆質問を3つ用意しているか
完璧に話す必要はありません。
ただし、現場に「任せた後の不安」を残さないように、経験の範囲と対応できる作業を整理しておきましょう。
よくある質問
SES面談で落ちる一番多い理由は何ですか?
一つには決められません。スキル不足だけでなく、スキルシートと回答の不一致、担当範囲が曖昧、質問に結論から答えないなど、現場が任せられる範囲を判断できないことが見送りにつながります。
客先面談で不合格になった理由は教えてもらえますか?
理由の共有範囲は顧客や会社によります。営業担当へ確認し、具体的な理由が得られない場合も、質問ごとの回答とスキルシートの不一致を振り返ってください。
SES面談でできないことは正直に言うべきですか?
正直に伝えます。そのうえで、関連して経験したこと、調べながら対応できる範囲、支援が必要な範囲を分けると、現場が判断しやすくなります。
面談に落ちたら、次の面談までに何を直しますか?
自己紹介、よく聞かれる質問、スキルシートの項番、逆質問を分けて見直します。一度に話し方全体を変えず、曖昧だった回答を具体化してください。
見送り理由を整理した後に準備すること
原因になりそうな伝え方を確認したら、次は面談で実際に使う内容を分けて準備します。
- 冒頭の説明はSES面談の1分自己紹介テンプレートで作る
- SES面談でよく聞かれる質問9選を参考に、面談官への回答を作る
- 面談官へ確認する内容はSES面談の逆質問リストから選ぶ
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この内容を読んだ後は、次の準備に進みましょう。
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