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SESで営業担当に何を相談できる?案件選び・単価・現場フォローの見方

SESで営業担当に相談できることを、案件選び、単価、スキルシート、面談対策、現場フォロー、案件変更の観点で整理します。

SESの年収・単価・キャリア
公開日: 2026-06-22更新日: 2026-11-04

案件の希望、単価の交渉、現場での困りごとは、営業担当に相談できます。希望する対応と、今起きていることを伝えてください。担当範囲や社内の分担は会社によって異なるため、営業で対応できない内容は誰に聞くかも確認します。

案件・単価・現場での困りごとを相談する

相談する内容は、たとえば次の通りです。

  • 希望する技術や工程
  • 案件選びの優先順位
  • スキルシートの見せ方
  • 案件面談の準備
  • 単価や給与への反映
  • 現場で困っていること
  • 案件変更や次案件の相談

SES営業の役割とは

SES営業は、顧客とエンジニアの間に立って、案件参画までの流れを進めます。

主な役割は次の通りです。

役割内容
案件提案経験や希望に合う案件を探す
条件確認単価、商流、勤務地、リモート可否などを確認する
面談調整顧客との案件面談を設定する
提案資料の調整スキルシートや職務経歴の見せ方を整える
参画後フォロー現場状況、稼働、困りごとを確認する
次案件調整契約終了や案件変更に向けて次の提案を進める

希望する仕事と、その仕事に使える経験を伝えます。顧客がどの経験を求めているかは、営業担当に確認してください。

相談できること1:案件選びの希望

技術、工程、勤務地、リモート可否、稼働、単価などの希望を、提案が始まる前に伝えます。希望の例は次の通りです。

  • Javaの開発経験を伸ばしたい
  • テスト中心から実装案件へ進みたい
  • 詳細設計以上の経験を積みたい
  • リモート比率を重視したい
  • 残業が多すぎる案件は避けたい
  • 単価が上がりやすい案件を選びたい

希望を伝える時は、すべてを絶対条件にするのではなく、優先順位をつけると話が進みやすくなります。

第一希望は開発経験を積むことです。
リモートは週2日以上あるとうれしいですが、技術内容を優先したいです。

案件選択の考え方は、SESで案件を選べる会社とは?案件選択制度のメリットと確認ポイントでも整理しています。

相談できること2:スキルシートの見せ方

スキルシートは、提案する案件に合う経験が伝わるように営業担当と見直します。たとえば、次の点を相談できます。

  • どの案件経験を強調するべきか
  • 担当工程をどう書くと伝わりやすいか
  • 実績や成果をどう表現するか
  • 技術経験の浅さをどう補足するか
  • 希望案件に合わせてどこを整えるか

提案前に営業担当へ見てもらい、顧客が求める経験について説明が足りない箇所を確認します。

スキルシートの整え方は、SESスキルシートの書き方|単価アップにつながる実績・役割・成果の見せ方も参考になります。

相談できること3:案件面談の準備

面談前には、募集する役割と顧客が求める経験を聞きます。たとえば設計案件なら、設計書の修正を担当するのか、機能全体の仕様を決めるのかで、説明する経験が変わります。次の内容を確認してください。

  • 顧客が重視している経験
  • 想定される質問
  • 案件で求められる役割
  • 自己紹介で強調すべきポイント
  • 逆質問で確認したいこと

営業担当から、案件で任される仕事を聞いてください。その仕事に近い経験を自己紹介で説明し、未経験の作業は面談で確認します。

面談対策は、SES面談でよく聞かれる質問9選|回答例と答え方でも詳しく整理しています。

相談できること4:単価や給与への反映

単価交渉は営業担当へ、給与への反映方法は制度を説明できる担当者へ確認します。聞きたいのは、次の内容です。

  • 現在の案件単価は開示されるか
  • 単価が上がる条件は何か
  • 単価アップ時に給与へどう反映されるか
  • 次の案件で単価を上げるには何が必要か
  • どの経験が市場価値につながるか

次案件で単価を上げたい場合は、今の経験で提案できる募集と、経験が足りない募集を営業担当に聞きます。

次の案件で単価を上げるには、どのような経験を積むとよいですか?

年収アップの全体像は、SESで年収を上げるには?単価・還元率・案件選択の考え方も参考になります。

同じ案件で担当が増えたら、更新時の単価を相談する

レビューや顧客との仕様調整まで担当するようになった場合は、参画時の仕事と現在の仕事を分けて営業へ共有します。役割が増えた事実に加え、その仕事を顧客がどう評価しているかも確認します。

相談:仕事が増えて、顧客から継続も強く求められています。でも予算は据え置きだと言われました。単価交渉を続けるべきでしょうか?

山田の回答:継続を求められていても、実は評価されていない可能性もあります。相場や予算があるので無限には上がりません。並行営業して、一度相場を検証してみてもよいです。

継続の打診がある場合も、顧客から担当業務への評価を聞きます。単価を据え置く理由が予算なのか、仕事への評価なのかを確認するためです。

営業には、次の情報を共有します。

  • 参画時の担当範囲と、追加で任された仕事
  • 顧客から伝えられた評価と、その確認者
  • 次回更新の時期と、単価について回答が必要な時期
  • 現案件を続けたい理由と、次案件でも維持したい条件

営業には、たとえば次のように伝えられます。

参画時は実装とテストが中心でしたが、現在はレビューと仕様確認も担当しています。次回更新に向け、追加した役割への評価と予算調整の余地を確認してください。調整が難しい場合は、現在の経歴で別案件に提案したときの単価も比較したいです。

現案件で調整の余地があるなら、誰がいつまでに確認するかを決めます。予算据え置きの場合は、山田の提案する並行営業も選択肢です。別案件の提示単価は、担当範囲、勤務条件、開始時期、参画見込みと一緒に比較します。自分の希望額と、顧客から実際に提示された単価は分けてください。

比較のために提案を進めることと、参画を確約することは別です。現在の契約や業務の継続条件を営業と共有し、複数案件へ参画を確約したり、存在しない打診を交渉材料にしたりしないでください。

相談できること5:現場で困っていること

参画後の現場状況も、営業担当に相談できます。

たとえば、次のような内容です。

  • 稼働が高くなっている
  • 聞いていた業務内容と違う
  • 相談できる人が現場に少ない
  • 作業範囲が広がりすぎている
  • リモートや出社条件が変わった
  • 次のキャリアにつながる経験が積みにくい

現場で困った時は、状況と希望する対応を営業担当に共有します。案件変更を希望している場合も、その理由とともに伝えてください。

共有する時は、感情だけでなく事実をセットで伝えると相談しやすくなります。

今月は残業が30時間を超えそうです。
原因はリリース前の追加対応で、来月も続く可能性があります。
一度、現場状況の確認をお願いできますか?

相談できること6:案件変更や次案件の希望

現場が合わない、希望する経験が積めない、稼働が高いなどの場合は、案件変更の希望を伝えます。変更時期は、契約期間、引き継ぎ、次案件の開始時期を営業担当と確認して決めます。

相談する時は、次のように整理しておくと話しやすいです。

  • 何に困っているのか
  • いつから困っているのか
  • 自分で改善を試したことはあるか
  • 次はどのような案件に入りたいか
  • いつ頃までに変えたいか

案件変更の考え方は、SESで案件チェンジはできる?現場が合わない時の相談・変更の考え方でも整理しています。

営業担当に相談する時のコツ

相談では、希望の優先順位、実際に起きていること、対応してほしい時期を伝えます。

希望条件に優先順位をつける

すべての希望を同じ強さで伝えると、案件を探しにくくなります。

技術、工程、単価、勤務地、リモート、稼働のうち、何を一番重視するかを決めましょう。

事実と希望を分けて伝える

現場で困っている時は、事実と希望を分けて伝えると相談が進みやすくなります。

事実:直近2か月は残業が多いです。
希望:稼働を抑えるか、次回更新時に案件変更を相談したいです。

早めに相談する

困りごとが大きくなってから相談すると、選択肢が少なくなります。

稼働、業務内容、人間関係、キャリアの違和感は、早めに共有しておく方が調整しやすくなります。

入社前に営業支援を確認する質問

転職前には、営業担当や会社の支援体制も確認しておきましょう。

面談で使える質問例です。

  • 案件提案時に、技術や工程はどこまで確認できますか?
  • スキルシートの添削や面談対策はありますか?
  • 参画後のフォロー面談はどのくらいの頻度ですか?
  • 現場で困った時は誰に相談できますか?
  • 単価アップに向けた案件選びの相談はできますか?
  • 案件変更を希望する場合、どのような流れになりますか?

たとえば「現場で困った時は相談できます」という回答なら、相談先と顧客への確認を担当する人まで聞いておきます。

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