TECH4U SESアカデミー
SESで営業担当に何を相談できる?案件選び・単価・現場フォローの見方
SESで営業担当に相談できることを、案件選び、単価、スキルシート、面談対策、現場フォロー、案件変更の観点で整理します。
SESで働くうえで、営業担当に何を相談していいのか分からない人は少なくありません。
案件の希望を伝えていいのか、単価や給与の話をしていいのか、現場で困った時に相談していいのか、遠慮してしまうこともあります。
この記事では、SESで営業担当に相談できることを、案件選び、単価、スキルシート、面談対策、現場フォローの観点で整理します。
まず結論:SES営業には案件・単価・現場状況を相談していい
SES営業は、案件を紹介するだけの役割ではありません。
エンジニアの希望や経験を整理し、案件提案、面談調整、単価交渉、参画後のフォローをつなぐ役割があります。
特に相談したいのは、次の内容です。
相談できる範囲を知っておくと、営業担当との会話がしやすくなり、案件選びのミスマッチも減らしやすくなります。
SES営業の役割とは
SES営業は、顧客とエンジニアの間に立って、案件参画までの流れを進めます。
主な役割は次の通りです。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 案件提案 | 経験や希望に合う案件を探す |
| 条件確認 | 単価、商流、勤務地、リモート可否などを確認する |
| 面談調整 | 顧客との案件面談を設定する |
| 提案資料の調整 | スキルシートや職務経歴の見せ方を整える |
| 参画後フォロー | 現場状況、稼働、困りごとを確認する |
| 次案件調整 | 契約終了や案件変更に向けて次の提案を進める |
営業担当は、案件情報を持っているだけでなく、顧客が何を見ているか、どの経験が評価されやすいかも把握しています。
そのため、希望条件だけでなく、自分の強みや今後伸ばしたい方向性も共有しておくことが大切です。
相談できること1:案件選びの希望
まず相談したいのは、案件選びの希望です。
SESでは、どの案件に入るかが職務経歴や市場価値に影響します。
そのため、技術、工程、勤務地、リモート可否、稼働、単価などの希望は早めに伝えましょう。
たとえば、次のような相談ができます。
- Javaの開発経験を伸ばしたい
- テスト中心から実装案件へ進みたい
- 詳細設計以上の経験を増やしたい
- リモート比率を重視したい
- 残業が多すぎる案件は避けたい
- 単価が上がりやすい案件を選びたい
希望を伝える時は、すべてを絶対条件にするのではなく、優先順位をつけると話が進みやすくなります。
第一希望は開発経験を増やすことです。
リモートは週2日以上あるとうれしいですが、技術内容を優先したいです。
このように伝えると、営業担当も案件を探しやすくなります。
案件選択の考え方は、SESで案件を選べる会社とは?案件選択制度のメリットと確認ポイントでも整理しています。
相談できること2:スキルシートの見せ方
営業担当には、スキルシートの見せ方も相談できます。
SESの案件提案では、スキルシートが面談につながるかどうかを左右します。
ただ経験を並べるだけでは、顧客に伝わりにくいことがあります。
相談したいポイントは次の通りです。
- どの案件経験を強調するべきか
- 担当工程をどう書くと伝わりやすいか
- 実績や成果をどう表現するか
- 技術経験の浅さをどう補足するか
- 希望案件に合わせてどこを整えるか
営業担当は、顧客がスキルシートのどこを見ているかを知っています。
そのため、自分だけで書き切るより、提案前に見てもらう方が通過率を上げやすくなります。
スキルシートの整え方は、SESスキルシートの書き方|単価アップにつながる実績・役割・成果の見せ方も参考になります。
相談できること3:案件面談の準備
案件面談の前にも、営業担当に相談できます。
案件ごとに、見られやすいポイントは違います。
たとえば、開発案件なら実装経験、設計案件なら担当範囲、リーダー寄りの案件なら調整経験や報連相が見られます。
面談前に確認したいのは、次の内容です。
- 顧客が重視している経験
- 想定される質問
- 案件で求められる役割
- 自己紹介で強調すべきポイント
- 逆質問で確認したいこと
面談は、きれいに話すことよりも、案件に対して何ができるかを正しく伝えることが大切です。
営業担当から案件の背景を聞いておくと、自己紹介や回答の方向性を合わせやすくなります。
面談対策は、SES面談で落ちる質問・通る回答|現場が見ているポイントを解説でも詳しく整理しています。
相談できること4:単価や給与への反映
SESでは、案件単価や評価が給与にどうつながるかも重要です。
単価の話はしにくいと感じる人もいますが、年収アップを考えるなら確認しておきたいポイントです。
営業担当や会社に確認したいのは、次の内容です。
- 現在の案件単価は開示されるか
- 単価が上がる条件は何か
- 単価アップ時に給与へどう反映されるか
- 次の案件で単価を上げるには何が必要か
- どの経験が市場価値につながるか
単価の話をする時は、「給料を上げたい」だけでなく、「どの経験を積めば評価につながるか」をセットで聞くと前向きな相談になります。
次の案件で単価を上げるには、どの経験を増やすのがよさそうですか?
この聞き方なら、案件選びやスキルシート改善にもつなげやすくなります。
年収アップの全体像は、SESで年収を上げるには?単価・還元率・案件選択の考え方も参考になります。
相談できること5:現場で困っていること
参画後の現場状況も、営業担当に相談できます。
たとえば、次のような内容です。
- 稼働が高くなっている
- 聞いていた業務内容と違う
- 相談できる人が現場に少ない
- 作業範囲が広がりすぎている
- リモートや出社条件が変わった
- 次のキャリアにつながる経験が積みにくい
現場で困った時、いきなり案件変更を求める必要はありません。
まずは状況を整理し、営業担当に共有することが大切です。
共有する時は、感情だけでなく事実をセットで伝えると相談しやすくなります。
今月は残業が30時間を超えそうです。
原因はリリース前の追加対応で、来月も続く可能性があります。
一度、現場状況の確認をお願いできますか?
このように伝えると、営業担当も顧客確認や社内相談に動きやすくなります。
相談できること6:案件変更や次案件の希望
現場が合わない、希望する経験が積めない、稼働が高いなどの場合は、案件変更の相談もできます。
ただし、案件変更はすぐにできるとは限りません。
契約期間、顧客との関係、引き継ぎ、次案件の状況などを踏まえて進める必要があります。
相談する時は、次のように整理しておくと話しやすいです。
- 何に困っているのか
- いつから困っているのか
- 自分で改善を試したことはあるか
- 次はどのような案件に入りたいか
- いつ頃までに変えたいか
案件変更の考え方は、SESで案件チェンジはできる?現場が合わない時の相談・変更の考え方でも整理しています。
営業担当に相談する時のコツ
営業担当に相談する時は、次の3つを意識すると伝わりやすくなります。
希望条件に優先順位をつける
すべての希望を同じ強さで伝えると、案件を探しにくくなります。
技術、工程、単価、勤務地、リモート、稼働のうち、何を一番重視するかを決めましょう。
事実と希望を分けて伝える
現場で困っている時は、事実と希望を分けて伝えると相談が進みやすくなります。
事実:直近2か月は残業が多いです。
希望:稼働を抑えるか、次回更新時に案件変更を相談したいです。
早めに相談する
困りごとが大きくなってから相談すると、選択肢が少なくなります。
稼働、業務内容、人間関係、キャリアの違和感は、早めに共有しておく方が調整しやすくなります。
入社前に営業支援を確認する質問
転職前には、営業担当や会社の支援体制も確認しておきましょう。
面談で使える質問例です。
- 案件提案時に、技術や工程はどこまで確認できますか?
- スキルシートの添削や面談対策はありますか?
- 参画後のフォロー面談はどのくらいの頻度ですか?
- 現場で困った時は誰に相談できますか?
- 単価アップに向けた案件選びの相談はできますか?
- 案件変更を希望する場合、どのような流れになりますか?
営業支援の内容が具体的に分かると、入社後の働き方をイメージしやすくなります。
まとめ
SESで営業担当に相談できることは、案件紹介だけではありません。
案件選び、スキルシート、面談対策、単価、現場フォロー、案件変更まで、働き方とキャリアに関わる内容を相談できます。
特に確認したいのは、次のポイントです。
- 希望案件の優先順位を共有する
- スキルシートや面談対策を相談する
- 単価アップに必要な経験を聞く
- 現場の困りごとは早めに共有する
- 案件変更や次案件の希望を整理して伝える
営業担当とうまく連携できると、案件選びのミスマッチを減らし、自分のキャリアにつながる経験を選びやすくなります。
無料相談
単価アップの材料を一緒に整理する
現場での実績、更新前の伝え方、次に狙う案件条件まで整理したい方向けの相談導線です。
単価アップ相談をする次に読む記事
この内容を読んだ後は、次の準備に進みましょう。
関連記事
同じテーマでよく読まれている記事です。
関連用語
関連テーマ
無料相談
単価アップの材料を一緒に整理する
現場での実績、更新前の伝え方、次に狙う案件条件まで整理したい方向けの相談導線です。
単価アップ相談をする