TECH4U SESアカデミー
SESでリモート・フルリモート勤務はできる?案件の探し方と注意点
SESのリモート・フルリモート勤務について、案件の出社条件と必要な経験を解説。TECH4Uの育児等の個別相談、正社員・契約社員の条件比較、東京への転居と支援の確認事項を整理します。
「育児で毎日の出社が難しいのですが、正社員として相談できますか。」
SESでもリモート勤務やフルリモート勤務の案件はあります。ただし、所属会社が「リモート可」でも、自分が参画する案件で同じ条件になるとは限りません。
リモートの可否は、案件、顧客の方針、担当工程、経験、参画時期によって変わります。 弊社では、希望の強さだけでなく、育児などの事情と働ける条件を確認し、雇用形態も含めて個別に相談しています。
リモートの条件を案件ごとに確認する
「リモート可」という表示だけでなく、次の項目を確認します。
- フルリモートか、週何回出社か
- 参画直後や障害時だけ出社があるか
- 勤務場所に地域制限があるか
- 顧客による出社頻度の変更はあり得るか
- その条件で求められる工程と経験は何か
- リモートを優先した場合、単価や案件内容の候補がどう変わるか
会社全体の比率は参考になりますが、最後は自分に提案される案件票と面談で確認します。
SESでフルリモートを希望するときの注意点
「リモート可」と「フルリモート」は違う
週1回、月数回、参画初期だけ出社する案件も「リモート可」と表現されます。面談時点の頻度だけでなく、今後の変更条件も聞きます。
希望条件を増やすと候補は変わる
フルリモート、高い単価、特定の技術、残業なしなどをすべて固定すると、比較できる案件は少なくなりがちです。生活上動かせない条件と、案件内容によって相談できる条件を分けます。
リモート希望の理由と、変えられない条件を伝える
「フルリモートがよい」という希望を、実際に働ける条件へ分けます。育児で毎日の送迎があるなら、出社できる曜日・頻度、通勤を含めて何時まで働けるか、参画初期だけの出社に対応できるかを伝えてください。通勤負担を減らしたい場合も、許容できる通勤時間と出社回数を具体的にします。
理由だけでは、どの案件なら働けるかを判断できません。通常時と例外時の両方で、動かせない条件と相談できる条件を整理します。次のような伝え方ができます。
子どもの迎えがあるため、平日は移動時間を含めて18時までに仕事を終える必要があります。週1回の出社は家族と調整できますが、毎日の出社は難しい状況です。参画初期の出社期間と、正社員として相談できる案件の条件を確認したいです。
これは条件を伝えるための想定例で、18時や週1回がTECH4Uの受け入れ基準という意味ではありません。
育児などの事情がある場合の正社員採用の相談
弊社では、育児を理由にリモートを希望する方の事情を考慮した正社員採用を行っています。特に女性やひとり親の応募者が抱える育児上の事情も、個別に相談しています。
これは個別事情への配慮であり、性別・家族構成による応募資格や一律の採否基準ではありません。育児などの事情、経験、対応できる勤務条件と、提案できる案件を合わせて確認します。正社員として採用する場合も、フルリモートや希望条件に合う案件を必ず確保できるわけではありません。
リモートへの希望が強い場合の契約社員という選択肢
育児などの個別事情とは別に、リモート勤務への希望が強い方には、弊社から契約社員としての採用を提案することもあります。契約社員なら必ずフルリモートで採用される、という保証ではありません。
雇用形態を変えてよいかは、出社頻度だけで決めず、提示される条件を比較してください。
| 比較する条件 | 正社員・契約社員の提案で確認すること |
|---|---|
| 雇用期間 | 期間の定め、契約更新の条件、更新の判断時期 |
| 給与 | 月給・賞与の条件、案件が終了した場合や未稼働時の扱い |
| 勤務地・出社 | 通常時と例外時の出社、変更を求められた場合の対応 |
| 次の案件 | 今の案件終了後の案件探しと、リモート条件を維持できるか |
正社員の制度が、そのまま契約社員にも適用されると考えず、採用時の説明と書面で確認します。採用ページの一般的な方針と、個別に提示される雇用条件を合わせて見てください。
東京へ転居して選べる案件を広げる場合
転居支援制度を設けている会社もありますので、転居を考える際は、支援を受けられる会社を探してみてください。弊社にも転居支援制度があります。転居後に選べる仕事内容と、生活費・通勤・家族への影響を比べて判断してください。
転居を決める前に、支援の対象者、対象費用、上限、支給時期、返還条件の有無を採用窓口へ確認してください。支援の適用条件は個別に確認が必要です。転居すれば希望案件への参画が決まるわけでもないため、仕事と支援の具体的な条件を確認してから進めます。
リモート案件で説明したい経験
リモートでは、作業状況や困りごとが周囲から見えにくくなります。技術だけでなく、仕事を進める方法も説明します。
担当範囲を具体的にする
「Java経験あり」ではなく、設計書をもとに実装・テストを進められる、障害の一次切り分けから報告まで担当できるなど、任せられる範囲を明確にします。
報告・相談の方法を示す
進捗、課題、次の対応をどのタイミングで共有したか、過去の経験で説明します。「コミュニケーションに問題ありません」だけより判断しやすくなります。
リモートでの成果を書く
過去にリモート勤務がある場合は、ツール名だけでなく、オンボーディング、レビュー、障害対応、関係者との確認をどう進めたかをスキルシートへ書きます。
案件票と面談で確認すること
| 項目 | 質問例 |
|---|---|
| 出社頻度 | 通常時、参画初期、障害時の出社はありますか |
| 勤務地 | 出社する場合の場所、通勤可能圏の指定はありますか |
| 端末・環境 | 貸与端末、VPN、作業場所の制約はありますか |
| チーム | 朝会、レビュー、相談先はどうなっていますか |
| 工程 | リモートで任される作業範囲はどこまでですか |
| 条件変更 | 出社頻度が変わる場合、いつどう共有されますか |
| 稼働 | 定例、繁忙期、時間外対応はありますか |
SES面談の逆質問リストでは、案件・体制・稼働・商流を含む聞き方をまとめています。
リモートと年収を両方考える
リモートを優先することと、年収を上げることが常に同じ案件で実現するとは限りません。
- 今の年収を確認し、生活上動かせない条件を整理する
- リモート以外で伸ばしたい技術・工程・役割を決める
- 複数案件の出社頻度、単価、仕事内容を並べる
- 今回優先する条件と、次回広げる経験を決める
29歳・開発5年のリモートを減らさず年収も上げたい相談、35歳のフルリモートと年収を両立する相談、48歳インフラのリモート維持と単価アップの相談も、個別ケースの判断材料になります。
TECH4Uのリモート勤務実績と現在の方針
TECH4Uの2025年末の稼働実績は、フルリモート10%、週一未満出社55%、週一出社13%、フル出社22%です。
ただし、2026年に入りリモート案件は大きく減っています。市場が許す限り希望を優先しますが、正社員ではリモート案件だけを探すことを必須条件にはできません。まず経験・キャリアに合う案件でオファーを得て、その中からリモート比率の高い案件を選ぶ方針です。
最新の条件はエンジニア採用ページで確認してください。案件選択制も、希望どおりの案件の存在やオファー獲得を保証する制度ではありません。
よくある質問
SESでもフルリモート勤務はできますか?
フルリモートの案件はありますが、すべての職種・経験・時期で選べるとは限りません。自分に提案可能な案件、出社条件、契約形態を確認してください。
「リモート可」は週何回の出社ですか?
表現だけでは分かりません。通常時、参画初期、障害時の出社頻度と、条件変更の可能性を案件ごとに確認します。
リモート希望は案件面談で伝えてよいですか?
参画条件として確認して構いません。所属会社と先に優先順位をそろえ、案件面談では業務の進め方や出社条件を具体的に聞いてください。
フルリモートと年収アップは両立できますか?
個別の案件と経験によります。出社頻度だけでなく、単価、工程、役割、次の経験を並べて比較してください。
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