テクニケーションシードは、SES事業と採用支援事業を展開する企業です。エンジニアの転職先として見るときは、「単価給与連動制」「キャリア選択制」「チーム参画制」という3つの仕組みが大きな特徴です。
この記事では、公式情報から制度を整理し、西田社長のインタビューから取り組みの背景や仕事の広がりを紹介します。「編集部の読み解き」と記した部分は、公表された情報を転職先選びの観点で整理したものです。情報の確認日は2026年9月14日です。
テクニケーションシードの会社概要
株式会社テクニケーションシードは2019年11月に設立され、本社を東京都新宿区に置いています。公式サイトには名古屋・大阪・福岡の各オフィスも掲載されています。
| 項目 | 公式サイトの掲載内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社テクニケーションシード |
| 設立 | 2019年11月1日 |
| 本社 | 東京都新宿区西新宿 |
| 事業 | SES事業、採用支援事業 |
| 資本金 | 1億円 |
| 社員数 | 807名(2026年9月時点) |
出典:テクニケーションシード「会社概要」、事業内容(確認日:2026年9月14日)。社員数は同社が明記する基準日の数値です。
事業・技術領域:開発、インフラ、クラウドまで
公式のSES事業ページでは、業種・業界を問わないシステム開発、インフラ、アプリなどのプロジェクトを扱うと説明しています。技術例として、フロントエンドはReactやVue.js、バックエンドはJavaやPython、インフラはオンプレミスのサーバー・ネットワーク、クラウドはAWSの設計構築・運用が挙げられています。
採用ページでは、上流から下流工程までを担当する機会や、プロジェクトの立ち上げ、チームづくりを含む仕事も紹介されています。実際に担当する案件や工程は、本人の経験、希望、募集状況によって変わります。
編集部の読み解き: 特定の技術分野だけに限定せず、開発・インフラ・クラウドを横断して事業領域を示している点は、自分の経験に近い入口や次に伸ばしたい領域を探す手がかりになります。選考時には、希望地域で扱う案件、商流、担当工程、チーム構成まで確認すると、入社後の仕事を具体的に想像しやすくなります。
出典:SES事業、採用情報(確認日:2026年9月14日)。
特徴や魅力:3つの仕組みから会社選びを考えられる
単価給与連動制
公式サイトでは、案件単価と給与を連動させる制度と、単価別の月給・賞与・年収の早見表を公開しています。たとえば単価60万円の場合、メンバーの概算年収は468万円、リーダーの概算年収は約530万円です。
表の金額には算出条件があります。公式サイトでは、社会保険料の変動で実額が異なること、交通費の扱い、所定時間、欠勤控除、メンバーは30時間・リーダーは40時間の固定残業時間を含むことが注記されています。表示額を一律の入社後年収と捉えず、自分の役割、案件単価、諸条件に沿った金額を選考時に確認することが大切です。
編集部の読み解き: 案件の価値と報酬の関係を表で確認できるため、現在地と次に目指す単価・役割を一緒に考えたいエンジニアにとって、検討材料が多い制度です。金額だけでなく、どの業務経験がどの単価帯の目安になるのかも公式サイトで示されています。
出典:単価給与連動制(確認日:2026年9月14日)。年収は公式掲載の概算値であり、個別の支給額を保証するものではありません。
キャリア選択制
公式サイトでは、エンジニア本人が描くキャリアに沿って案件を選ぶ「キャリア選択制」を紹介しています。会社都合だけで配属先を決めるのではなく、経験をどの方向へ積み上げるかを踏まえて選択する考え方です。
編集部の読み解き: 「今できる仕事」だけで案件を見るのではなく、「次にできるようになりたい仕事」から経験を組み立てたい人に合いやすい仕組みです。希望が必ず実現するという意味ではないため、候補案件の数、選べる範囲、希望案件がない場合の進め方は面談で具体的に聞くと判断しやすくなります。
出典:キャリア選択制(確認日:2026年9月14日)。
チーム参画制
「チーム参画制」は、複数の同社エンジニアでプロジェクトに参画する仕組みです。公式サイトでは、経験のあるエンジニアと一緒に参画し、現場で相談や技術面の支援を受けられる点を紹介しています。数字で見るページには、体制参画率41%と掲載されています。
編集部の読み解き: 客先で一人になることへの不安がある人や、周囲と相談しながら新しい役割へ進みたい人にとって注目したい制度です。全案件がチーム参画とは限らないため、自分が検討できるチーム案件の職種、地域、必要経験を確認すると制度との相性を判断できます。
出典:チーム参画制、数字で見るテクニケーションシード(確認日:2026年9月14日)。体制参画率は同ページの掲載値です。
インタビューで見る、制度の背景と仕事の広がり
自社のリーダーと若手が、同じ顧客の仕事を担う
2026年6月12日公開の「経道」インタビューで、西田拳社長は、自社社員でチームを組む理由を説明しています。まずリーダーが顧客の信頼を得て、そのプロジェクトに若手も加わることで、サービスの提供と育成を両立する考え方です。
同記事では、組織を一つにする合併の選択も、再委託の関係を増やさず、顧客に近い位置で仕事をする方針と結びつけて語っています。チーム参画を、配属方法だけでなく組織運営の仕方まで含めて考えている点が特徴です。
編集部の読み解き: 若手には先輩と実務を経験する機会、経験者には顧客との関係づくりと育成を担う役割が見えます。「チームで働く」という制度が、どのような成長の道につながるかを理解する助けになります。
出典:経道・西田拳社長インタビュー(公開日:2026年6月12日、確認日:2026年9月14日)。経営者本人の説明に基づきます。
既存システムを次の環境へつなぐ仕事
2025年5月26日の「アーバンライフメトロ」のインタビューでは、既存システムの移行や、オンプレミスの基幹システムのクラウド化、システム間のデータ連携といった相談が紹介されています。新しいものを作る仕事だけでなく、企業が長く使ってきた仕組みを次の環境へつなぐ支援です。
編集部の読み解き: 既存システムを理解する力や、運用への影響を考える経験も生かせる仕事です。開発言語やクラウドの名称だけでは分からない、顧客の業務を引き継ぎながら改善する役割が見えてきます。
出典:アーバンライフメトロ・西田拳社長インタビュー(公開日:2025年5月26日、確認日:2026年9月14日)。当時のテクニケーションについて語られた内容です。
働き方・制度:休暇、待機時の給与、学習支援
エンジニアの募集要項には、年間休日125日、完全週休2日制、書籍代全額補助、資格手当、キャリア相談制度、企業型確定拠出年金などが掲載されています。また、待機期間中の給与全額保証も明記されています。
数字で見るページでは、平均残業時間7.8時間、有給休暇取得率76%、リモート率など、働き方を考えるための指標を公開しています。これらは会社全体の集計や特定時点の数値であり、担当案件ごとの働き方を示すものではありません。希望する出社頻度、勤務時間、残業の見込みは、候補案件ごとに確認する必要があります。
編集部の読み解き: 制度名だけでなく、残業や有給取得などの指標も確認できる点は、働き方を具体的に検討する助けになります。入社後に使いたい制度がある人は、対象条件や申請方法まで確認しておくと安心です。
出典:採用情報、数字で見るテクニケーションシード(確認日:2026年9月14日)。
採用情報と公式リンク
採用ページでは、開発エンジニア、インフラエンジニアなどの募集要項を確認できます。選考は原則としてZoomによるWeb面談で、希望に応じて新宿本社での対面実施も可能と案内されています。応募資格、給与、勤務地、雇用条件は職種ごとに異なるため、関心のある募集要項を直接確認してください。
テクニケーションシードの制度や働き方に関心を持った方は、以下の公式ページで最新情報を確認できます。同社の採用ページには、同社への応募やカジュアル面談の案内もあります。
出典:採用情報(確認日:2026年9月14日)。募集内容や制度は変更される場合があります。最新情報はテクニケーションシードの公式サイトでご確認ください。

